適正技術
手近な資源を利用して、自分たちのニーズを安価で満たし、そして住民自身で管理できる技術群。それが適正技術という考え方である。20世紀半ばに、途上国支援の反省のなかから生まれものである。大規模な産業技術だと、大量の資源やエネルギーを必要とするし、資本集約型であるために雇用も生み出さない。
例えば雨水タンク。クリスタル・ウォーターズのビジター・センターにも設置されている。ゲストたちの洗濯や食器洗いなどに利用されることになる。ごくごくシンプルな装置。
ところで Appropriate (適正)という言葉。もともとの意味は「自分のものにする」「自分自身を見失わない」。一般に、適正技術とは「環境に対して適正」という意味合いが強いが、本来は、自分にとって適正であるべき。環境にとっても、自分にとって良好な状態をつくりだす適正技術。だから適正技術という言葉は、福祉の分野でも使われることもある。障害があっても、加齢したとしても、自分らしさを見失わない。
よくよく考えると、自分は何をしたいのだろう。きっと、たくさんのモノやエネルギーを使うことではないはずだ。いろんな適正技術があると思う。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (0)
|












最近のコメント