菜花に感じる微妙な季節の移ろい
埼玉県や東京都西部の特産「のらぼう菜」。ほとんどのアブラナ科の野菜は、他種と交配するので、種を採ることは難しい。しかし、のらぼう菜は他種と交配しない。落し種で簡単に育ってゆく。そして菜花の収穫期も長く、3月中旬から5月中旬にまで及ぶ。とても便利な野菜である。このとこと毎日のように、のらぼう菜の菜花を食べている。
オーガニックで育てた菜花。同じ菜花であるけれど、微妙な季節の違いを感じることができる。3月中旬の収穫し始めの頃は、菜花に虫はほとんどついていなかった。ところが暖かくなり、桜の季節を過ぎる頃には、小さなコバエがついてきた(洗えば問題ない)。そして、さらに気温が上昇し、晩春を迎えると、逆に虫がつかなくなっている。
虫がいなくなったのではなく、おそらく他の植物へと移っていったのだろう。気温の上昇とともに、付近の畑でも、いろいろな作物が芽を出したり、苗が植えられたりしている。虫たちにとっては、そちらの方が美味しいのだろう。単一の作物を大量に植えるモノカルチャーではなく、やはり多様な作物を育てる方がよい。
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