用の美のやすらぎ

Dsc03104京都五条、ほどなく東山の麓という場所に、河井寛次郎記念館がある。大正期から昭和中期にかけて、民芸運動の第一人者として活躍した河井寛次郎。その住居と仕事場を記念館となり、彼が手がけた陶器、彫像、家具などを、彼が過ごした場所のなかで間近に見ることができる。広い敷地内の東側斜面には、陶器を焼くための登り窯も保存されている。

記念館の建物は日本各地の民家を参考に、いまから70年前以上の1937年に設計されたものである。ユカ座とイス座が組み合わさった空間は、いまでも十分に快適である。むしろ生活しやすさを追及し、そして日本の行く末を見通したうえで、日本人にとって普遍的な価値を持つかのようなデザインである。

Dsc03108美しさではなく、使いやすさや楽しさを追求した家具や陶器。しかし、そのなかから美しさが生まれてくる。実用を伴った「用の美」。人が何を美しいと感じるかは多様であり、緊張を伴う美しさがあれば、畏怖を感じさせる美しさもあるだろう。用の美からは、やすらぎが感じられるように思えてくる。

現代的にいうとコモンスペースがあり、客をもてなすための、ちょっとした場所があり、また中庭もある。やすらぎのある場所である。おそらく住居と仕事場には数多くの人々が訪れ、そこで活発な交流が行われていたのだろう。京都市内のお勧めの記念館のひとつである。

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枚方ゆったり歴史街道

Dsc02966江戸と京都を結ぶ東海道五十三次。それを大阪まで延長したのが京街道で、4つの宿が設けられた。京街道を含めて東海道五十七次と呼ばれることもあり、56番目の宿が枚方。現在の大阪府枚方市はグローバル企業の生産工場もあり、また人口40万人を抱える大きな都市であるけれど、昔ながらの京街道の面影が残っている。かつて京街道だった道路は、幅4~5メートルほどで、車線は引かれていない。ゆったりとカーブを描いている。道路沿いには伝統様式を引き継いだ町屋がところどころにある。個性的な地物の野菜を、軒先で売る町屋もある。

Dsc02967関西で町屋といえば、京都が有名である。京都の街中は、碁盤の目のように東西に道路が張り巡らされている。秩序立てて建ち並ぶ町屋には、折り目の正しさ、奥ゆかしさ、そして京都ならではの敷居の高さも感じられる。いっぽう、ゆったりとしたカーブに沿って建ち並ぶ、枚方の町屋には、どことなく親しみやすさがあるように思う。

枚方の宿の丘を、十分も登れば、大きく展望の開ける場所に出る。その昔、豊臣秀吉が御茶屋御殿を建てた場所あり、御殿は消失したけれども、いまは公園として整備されている。京都から大阪へ流れる、ゆったりとした淀川の流れを眺めることができ、はるか先には大阪の平野、茨城・高槻方面からは北へ山々が連なっている。錦秋の季節である。かつて秀吉は、錦秋の山々を眺めながら、天下の台所である大阪から京都へ向って、淀川を上る船を眺めながら何を思ったのだろうか。

視線を眼下の旧街道に移すと、屋上緑化している小さなビルがある。そして、かなり大きな太陽光発電パネルを設置している福祉施設がある。約400年前に開かれた街道が残り、街道に沿って、いまも建物が建ち並び、そして新しい技術が設置されてゆく。つまり現在の生活空間は、400年前の行動に大きな影響を受けている。同じようなことは、今後も起こりうる。

枚方の宿。おおきな時間の流れを感じることができる。

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京都で思う伝統文化

Dsc02971_2京都駅の駅ビルから真北を展望する。はるか先には北山の山々がつらなっている。しかし眼前には古都らしからぬデザインの東京タワーがある。そして京都タワーの左手奥には、巨大な三角屋根がある。こちらの方も古都らしかぬ建造物であるが、三角屋根は改修工事のための仮設のものであり、その下には東本願寺の御影堂(ごえいどう)がある。世界最大級の木造建築物である。

御影堂の改修工事は、もったいないの精神にのっとって行われている。例えば古い瓦を外し、一部は新しい屋根の材料として再利用され、また一部は舗装材として使われる。もちろ既存の屋根組み構造を生かした工事であり、自然素材も多用されている(塗料など)。だからといって昔ながらの技術だけで改修工事が行われているわけではなく、現在の技術も活用されている。ポリエステルで梁を補強する処理も施されているし、スプリンクラーも設置されている。

伝統的な建造物の修復にあたって、伝統とは相反するようなケミカルな材料が使われることは、よくあることである。例えば「昭和の大修理」として有名な、桂離宮の解体・修復においても、目に見えない形で一定のケミカル材料が用いられている。賢く使えば、まったく目立たないし、建物の強度を確保できるからである。そうすることで、伝統的な形を長く残せるのである。その方が、もったいなくない。

伝統とは伝承とは違う。伝えてゆき、そして何か新しいものを加え、そして統合してゆくことである。そう考えると、京都タワーがシンボルとなる京都駅前の風景も伝統的だと言えるかもしれない。

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メリハリの庭と森

京都駅から歩いて15分の場所にある梅小路公園。約12ヘクタールという、とても広い公園である。公園であるから、誰もが自由に出入りすることができる。しかし公園のなかに、立ち入るために入場料が必要な場所がある。「朱雀の庭」と呼ばれる日本庭園と、ビオトープ「いのちの森」で、それぞれは2つの島のように離れていて、楓林橋(写真)で結ばれている。

広さ1ヘクタールほどの朱雀の庭は、いわゆる日本庭園で、大きな池があり、回遊式の小道、滝や築山などがあって、樹木は丁寧に手入れされている。たしかに気持ちのいい空間であり、そしてピンと背筋が伸ばされるような場所である。数寄屋造りに似合う日本庭園だから、伝統的でフォーマルな作法が似合うのだと思う。

Dsc04971いっぽう、いのちの森。都会のなかでのビオトープとしては、かなり大きな規模の600㎡の森である。こちらの方は樹冠回廊が設けられていて、歩ける場所は限られている。小さな小川や沼があり、沼の中には生き物がいる。多種多様な樹木や植物が植えられている。朱雀の森と違って、自然の生態系を回復させるためのビオトープであるから、最小限の管理しか行われていない。そして自然に近い空間であるために、僕にとってはリラックスできる。

個人的にはビオトープである、いのちの庭の方が好きである。しかし伝統的な日本庭園との組み合わせも悪くない。背筋がピンと伸びた後で、リラックスする。何事もメリハリが大切だと思う。

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古都のごみ出し

京都市下京区。京都駅の北側にあって、いわば京都の玄関口とも言える場所である。オフィスビルや商業施設ばかりが集積する東京駅や大阪駅の周辺とは違い、駅から五分も歩けば、昔ながらの町屋が残り、多くの住民が住んでいる。生活感あふれる街並みがある。

Dsc04985京都に出張し、仕事の合間に下京区の街なかを歩いてみた。アレッ、と思う光景に出くわした。黄色いごみ袋が少しずつ、一定の間隔ごとに道路に置かれている。道路脇というよりも、はっきりと道路に出されている。ごみ袋が置かれている間隔は約15メートルくらいだろうか。そこが、ごみの回収場所であることは明示されていない。

僕の住んでいる街(東京)では、ごみの回収場所ははっきりと示されていて、一箇所に出されている袋の量もかなり多い。すなわち下京区と比べると、回収場所の間隔が長いということになる。そして、ごみ袋の上にはカラス避けの大きな網が掛けられているし、網は常時回収場所に置かれている。

ただし考えてみると、美しい街並みをつくるという点では、ごみに掛ける網がいつも置かれていることや、ごみの回収場所を明示されていることは、むしろ好ましくないことだろう。回収場所を明示するとしても、少ない方がいい。あるいは回収場所に洗練されたデザインを施したり、趣向をこらし回収ボックスをつくったりすることも一案だろう。しかし、それは伝統的な京町屋が残る界隈では容易ではない。そうだとしたら道路にそのまま、ごみ袋を出す方が賢明なのかもしれない。

自宅近くの道路にごみ袋を出す。マイ・バック・ヤードに近い場所での、ごみ出しである。

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なんばパークスの屋上緑化

政令指定都市のなかで、もっとも可住地面積割合が高いのが大阪市である。文字通り、九分九厘が平らな可住地であり、傾斜地がないために商業地や宅地として開発され、結果的に緑が少ない都市になったようだ。また1人当たりの都市公園面積も小さく、例えば神戸市の約17㎡と比較すると、3.5㎡で5分の1程度である(緑の空間が少ないために、大阪人はボケ・ツッコミを応酬することで、潤いを確保しようとしたのかもしれない)。

しかし、そんな大阪市であるからこそ、都市のなかに思い切った庭をつくろうという発想も生まれてくるのだろう。15年ほど前には新梅田シティという街区がつくられ、約8000㎡の公開空地には、里山を模した庭がつくられた。そして3年前には、なんばパークスという商業施設がオープンし、緑ゆたかな屋上庭園がつくられた。3500㎡の屋上には、88種類、約3万株の樹木がある。27区画の都市型の屋上農園もあるそうだ。数年ぶりに難波の街に出向いたので、なんばパークスの屋上庭園に足を運んでみた。

Dsc04859_2さすがに商業施設の庭である。樹木や花がピクチャレスクに配置され、手入れが行き届き、ゴミひとつ落ちていない。導線計画も適切であり、とても通路も歩きやすく、要所要所で休むことができるようになっている。メダカが飼育されている池があれば、鳥を引き寄せるような樹木も配置されている。しかし、あまりに整然としすぎていて、そっけない印象がなくもない。私見であり好みの問題であるが、もう少し野趣あふれた感じがあった方が大阪らしいような気がする(来園者のほとんどが、野趣あふれる大阪人だからバランスが取れるのかも)。

Dsc04858ところで、なんばパークスの屋上庭園は北斜面の庭であり、最も高い南の端から北に向かって段丘的に降りてゆく(だから写真を撮ると、逆光になる)。建物の北側に商集積があり、また建築上の規制などがあって、このような構造になったのだろう。ただし、そのために建物の南側は、のっぺりとした垂直面があるだけである。これも好みの問題だが、味気ないなあと思う。

これから、大きな建物の屋上を緑化する場合、中央部をもっとも高くして、周辺部に降りてゆくという構造にしたらどうだろうか。そうすれば、どこから見ても緑が見えることになる。小さな山のような屋上庭園ができることになる。スパイラルガーデンのような屋上緑化。面白いアイデアだとは思うのだが。

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マザーレイクの朝

Dsc04703小春日和の晴れた朝、琵琶湖の大津港。初老の男性たちが桟橋の上から釣り竿を傾けているらしい。次々と魚が釣り上げられてゆく、しかし釣られた魚は無造作に、桟橋の上に放り投げられてゆく。直後、魚はパタパタと跳ねているけれども、やがて息絶えてゆく。いとも簡単に釣れるブラックバス。それは琵琶湖においてブラックバスの生息数が非常に多いという証拠でもある。

ブラックバスは外来種で、しかも旺盛な食欲があるために、在来種の生物たちを食い荒らしてゆく。そのために琵琶湖の生態系も大きなダメージを受けている。だからブラックバスは捕獲、排除することが望ましく、桟橋のすぐ近くには外来種回収ボックスが置かれている。回収されたブラックバスやブルーギルなどの外来種は肥料に加工され、有機農業に利用されるそうだ。桟橋でブラックバスを釣り上げる男性たちは生態系の健全化、環境保全型農業に少なからず協力していることになる。

Dsc04702たしかに望ましいことなのだろうけど、どこかすっきりしない。400万年前にできた日本最大の湖、琵琶湖の環境を守るためには必要なことなのだろう。それでもブラックバスが弄ばれているように思えてくる。魚は目を閉じることがない。桟橋の上で太陽の光にさらされ、動かなくなったブラックバスの目。とても虚ろで、どことなく無念さが現れているようにも見えてくる。

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予兆となる京都のエコホテル

京都への泊りがけの出張。普段であれば、京都駅周辺のホテルに泊る。ところが、そろそろ紅葉のシーズンとなり、また日程が週末にもかかったため、駅周辺のホテルを予約できなかった。それで、やむなく泊ったのがコープイン京都という街中のシティホテル。でも泊って良かった。一般的なホテルに比べて、とても環境に配慮したホテルだったし、料金もリーズナブルだった。

Ppこのホテルの経営母体は全国大学生協で、2003年から2004年に大掛かりな改装を行ったようだ。改装後、コージェネレーションシステム(発電の排熱で給湯する設備)が導入され、上水は井戸水で提供されるようになった。各部屋には環境報告書が置かれていて、従前のエネルギー消費量とその後の推移が公表されている。それによるとガスの消費量は以前とほぼ同等で推移しているが、電力消費量(買電量)はほぼ半分にまで減っている。この間に延べ宿泊客数は約1.5倍になっているから、電力消費という点では効率が3倍となっている。

冷蔵庫も設置されているけれど、あらかじめ電源は入っていない。使う場合は、宿泊客自身がスイッチを入れることになっている。客室に置かれているアメニティグッズも歯ブラシのみで、髭剃りやシャワーキャップを使いたければ、フロントで受け取ることになっている(個人的には歯ブラシもなくていいと思う)。エアコンの温度設定にも推奨アドバイスはあるし、ホテル内で使われている割り箸は間伐材から作ったもの。ホテル入口横にはレンタサイクルも置かれている。

記憶は定かでないが、およそ10年前までは、たいていのホテルでは固形石鹸や小さなパックやボトルに入ったシャンプー、リンスを置いていたと思う。しかし、それらは多くの使い残しが出るという理由から、徐々に消え去り、いまでは、ほとんどがディスペンサー容器に置き換わり、それが標準のようにもなった(と思う。超高級ホテルは泊ったことがないので、わからない)。無駄をなくすことは環境負荷を小さくすると同時に、コストを合理化することにもなる。回り回って、利用者の利益になるはずである。

それはコージェネレーションにも同じことが当てはまる。一定規模以上の都市型ホテルでは、コージェネレーションシステムの導入は半ば標準的なものになってゆくのではなかろうか。

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開かれた古都の夜空

Dsc04304久しぶりの夜の京都の街を歩いてみた。街といっても中心街から少し北に離れた「今出川通り」界隈である。とても懐かしい感覚である。僕はいまでは東京で暮らしているけれども、京都で過ごした学生時代を思い出した。

東京と京都の夜は違うと思う。京都の夜の方が明らかに暗い。というのは京都の方が高い建物が少ない。東京では、いたるところに高い建物が建っていて、それがオフィスビルであれば深夜まで煌々と照明がついているし、マンションであれば通路に常夜灯が点されている。おまけに高い建物は視界を遮ることになる。

いっぽう京都では高い建物は多くないから、光の少ない大きな夜空が開けている。街の真ん中には鴨川が流れていて、すっと視界が通る。ほっとする夜空である。写真は、賀茂川と高野川が合流して鴨川になる付近で撮ったもの。この辺りには京都大学や同志社大学などもあるし、京都御所などの名所も多い。もちろん多くの京都市民が住んでいる。そのため人通りも少なくない。暗い夜だけれども、人出があるから、寂しさはない。むしろ暖かさがある。

灯りは暖かなものであるけれども、東京のように灯りが過剰にあると、むしろ余所余所しさが出てくる。過ぎたるは及ばざるが如しである。

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ガーデンシティ建設中

神戸市垂水区のガーデンシティ舞多聞。もともとゴルフ場だった敷地を住宅地として開発するプロジェクトで、敷地の全体規模は108ヘクタール。第1期計画として2006年に街開きをしたのは「舞多聞みついけゾーン」。約6ヘクタールの敷地に、68戸が入居する予定となっているが、このゾーンはまさにイギリスのガーデンシティにならってつくられた街区である。

ガーデンシティとは、いまから100年ほど前にイギリスのE.ハワードによって提唱された考え方で、田園と都市の良さを併せ持った街をつくろうというものである。自然と調和しながらも、洗練された都市的要素を確保し、また住民の自律的な活動によるコミュニティを運営ににも大きな重点が置かれている。そしてイギリスでは実際にレッチワースというガーデンシティがつくられたし、日本でもガーデンシティの影響を受けた宅地開発は行われてきた。ただし日本では、ほとんどの場合、田園を宅地として切り開いただけで、自然と調和した暮らしや自律的なコミュニティは実現できなかった。ただただベッドタウンがつくられ、分譲されてきた。

Dsc01761このような状況に一石を投じるのが「舞多聞みついけゾーン」と言えるだろう。このゾーンの開発に当たっては、将来の居住を希望する人々を「舞多聞倶楽部」の会員として組織化し、引き渡しの3年も前から公開講座を開き、まちづくりの勉強を行ってきた。ガーデンシティとは何なのか。エコロジカルな暮らし方、コミュニティのつくり方、里山とのつきあい方、そして公園予定地の植樹や下草刈りなどの作業を行ってきた。

その土地の自然をいかす街区のデザイン。一般的な住宅地のように四角く平らに造成するのではなく、斜面や林地も残されている。定期借地権制度を導入することで、宅地取得費用を下げて、できるだけ広い敷地面積を確保し、庭園や菜園を存分に楽しめるよう配慮されている。入居への応募は、グループ単位であり、価値観を共有できる人と近所づきあいが行われることになる。

「舞多聞みついけゾーン」は入居が始まったばかりであり、住宅が建設中の区画もあれば、工事が始まっていない区画もある。竣工直後であるだけに、まだ植栽も馴染んでいない。これから徐々に街がつくられて、出歩くのが楽しい場所になってゆくのだろう。今後の街の成長を期待したいものである。

Dsc01784ところでガーデンシティ舞多聞を訪れると、象徴的な光景を目にすることになる。道路を挟んで「舞多聞みついけゾーン」の反対側には、とても大きなショッピングセンターがある。いろいろな見方があるだろうが、僕の目には、そのショッピングセンターは自然に調和しているとは思われない。正反対のものが共存する。それが現実の社会だといえるだろう。

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