銀座にも水田

Dsc03266日本でいちばん地価が高いところが東京の銀座である。数多くの百貨店や高級ブティック、宝飾店がたち並ぶ街である。そんな銀座につい先日、ビルの谷間に水田が現れた。その名も「銀座水田」。できるだけ多くの人に農業を体験してもらい、農業の重要性や環境問題などへの関心を高めてもらうことが目的だそうだ。

このところ東京では、都会の真ん中で農作物を栽培する試みが目立ってきた。例えば渋谷では「渋谷たんぼCLUB」という団体が、公園通りにプランターを並べて、稲を育てている。公園通りは坂道なので、棚田になっているそうだ。秋葉原では、日本農業新聞社の屋上で「秋葉原菜園計画」がスタートする。アキバ系の若者、メイドカフェなどで働く店員など、秋葉原に集まる人々の力を結集して、都市ならではの農業の実現をめざすという。

都会では、田んぼに水を引くための川や水路はないし、大きなビルの日陰になることもあるだろうし、農業の生産性は期待できず、かえってエネルギーの無駄遣いになるかもしれない。ただし、それが農業への関心を高める契機となるなら、多少のエネルギーの無駄も許容されるべきだろう。

江戸時代、小石川後楽園や浜離宮庭園には、水田があって、屋敷から流れ出る生活排水を浄化していたそうだ。大きな庭園に水田をつくったのは、徳川家の人々に、水田が生存の基盤であること、そして食糧生産だけではなく、水質浄化などの多面的機能を持っていることなどを、しっかり認識させるためだったそうだ。

都会のなかに農的空間がつくられつつある。さらなる進化の方向は、循環系をつくってゆくことである。

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下町の水素ステーション

09_2下町を自転車でぶらぶらしていたら、「水素ステーション 右折」という大きな看板があった。興味をひかれ、看板したがい自転車を走らせる。すると、ちゃんと右手に水素ステーションがあった。見た目には、ガソリンスタンドとほぼ同じである。祝日だったので、ゲートは閉じられていたが、ここにやってくるクルマも、やはり見た目は普通のガソリン車とほぼ同じなのだろう。

いまはまだ自動車の主力はガソリンエンジン車か、ディーゼルエンジン車である。しかし徐々にハイブリッド車にとって代わられ、その先は電気自動車、あるいは水素を燃料とする燃料電池車が、自動車の主力になってゆくのだろう。それが何年先になるか、わからない。ただし、こんなに立派な水素ステーションがあるということは、すでに水素で走っているクルマがあるということになる。最先端の施設が下町に開設されている。対照的な組み合わせだと思う。

この水素ステーションの近くには、小さな路地が入り組んだ街や商店街がある。細い路地であるにもかかわらず、工夫を凝らして植物が植えられていたりする。人の気配が伝わってくる下町の空間がある。歴史を感じることができ、また未来が予感できる、ちょっとしたエコツアーになったりして。

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神宮前のエコ

Dsc02727住所でいうと、東京都渋谷区神宮前。原宿の竹下通りがあり、また大通りにはファッションビルが建ち並ぶ、若者の人気の街である。大通りに多数のクルマが行き交っているけれど、少し横道に入ると、小さな街路がクネクネと入り組んでいる。それほどクルマは走っていない。個性的な建物や店舗が数多く並んでいる。仕事に行く途中で、ほんの少し歩いただけで、エコロジカルな光景にも出会うことになる。

大木を取り囲むように建てられたカフェ。ちょうど建物の中央を真っ直ぐなヒマラヤスギが貫通している。一般に木の上に建てられた家をツリーハウスと言うが、このカフェの場合もツリーハウスと呼ぶのだろうか。屋根の雨仕舞いは、どうなっているのだろうか。次に近所に行くときは、時間に余裕をもたせて、カフェに入ってみようと思う。

Dsc02732大木貫通ハウスのすぐ近所には、現代アート風にペイントされたゴミ箱があった。たいていのゴミ箱は機能優先で、シンプルで地味なものが多い。しかしアートとしてデザインされたゴミ箱であれば、愛着も湧いてくるし、きちんと分別してゴミを捨てようという気持ちになるかもしれない。なお、このゴミ箱の少し離れた場所には、同じようにペイントされた清涼飲料水の自動販売機とペットボトルの回収ボックスも置かれていた。

Dsc02735壁面緑化を施している建物も多い。例えば、病院マークのついたクリニックの建物。2階向かう階段周りがツタで覆われている。医者にかかるときは体調の優れないときであり、いくぶん緊張感もあるとも。威風堂々としたクリニックよりも、緑で覆われたクリニックの方がリラックスできるかもしれない。

神宮前の裏通りは、小さな建物がひしめいていて、オープンスペースもそれほど多くない。しかし雑多な印象は少なく、むしろ生活感が感じられる。おそらく建物を使う人たちが、それなりに気を使っているからだと思う。

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地下鉄の駅構内を面白くする

Dsc02582先週末に開業した地下鉄、東京メトロ副都心線。ターミナル駅(終点)の渋谷駅は、「地宙船」というコンセプトで設計されたそうだ。設計者は世界的な建築家の安藤忠雄さん。地下にタマゴ型の空間を入れ込むというイメージ(写真は、駅構内にある模型)。利用者が面白いと思える駅にする。すると駅に対する愛着もわいて、駅を大切にするようになる。機能や低コストばかりを追及するのではなく、人の関心をひきつける魅力的な空間をつくるべき。そんな主張が込められている。

広い駅構内には、ところどころにタマゴ型を連想させる球面が顔を出している。また駅中央部には地下4階のホームにまで通じる、円形の吹き抜けがある。丸い球面や円形は安らかに閉じた、優しさが感じられる。一般に、鉄道の駅は、長い列車を受け入れる場所だから、線的につくられる。線としてイメージされる空間に、丸いボリュームを飛び出してくる。異質なものが組み合わって、面白さが出てくることになる。

例えば屋根をつくる場合、直線を組み合わせて屋根組みを架けるよりも、球面ないし円形で架けた方が、使う材料は少なくて済むはずである。もちろん球面や円形を出すためには、人手がかかることになるが、省資源化にはなる。それはエコと言えるかもしれない。

エコといえば、この渋谷駅は冷房を必要としないそうだ。駅の中央部の吹き抜けを通じて、地上から自然の風が入ってくる。いっぽう電車が発着するときには、風が巻き起こされる。自然の風と、地下で発生した風が組み合わさって、暑さを和らげる気流が生み出される。はたして真夏でも快適な駅内気候が実現されるだろうか。本格的な暑さが到来してから、改めて渋谷駅に行ってみようと思う。

東京の地下鉄の路線網はとても発達しているし、東京圏外からの来訪者には分かりにくさもあると思うが、慣れると、非常に便利である。しかしヨーロッパに比べて、あるいは韓国に比べても、駅空間のデザインが無機質で、個性がないように感じられる。今後それほど多くの新駅が建設されることはないだろうが、面白い場所になっていってほしいと思う。リフォームなどで、できることも多いのではないだろうか。

そういえば、東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅のホームでは、季節の移ろいを演出する暦のデザインがなされている。いい狙いだと思うのだが、イマイチかなあ。やっぱり、できることは多いと思う。駅が面白くなれば、公共交通機関の利用者増加の要因のひとつとなる。マイカー利用が減れば、温室効果ガス排出量の減少にも結びつく。

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塀のなかの区民農園

昨年の秋から、ちょっとした話題になっていた。東京渋谷の一等地に区民農園が開設されることになった。1区民当たり10㎡、年間の賃料は1万2千円。区内3ケ所に83区画。敷地全体の時価総額はおよそ45億円だという。1区画当たりの時価では、5千万円強になる(蛇足ながら、僕が自宅近所で借りている畑も宅地であり、時価に換算すると同程度の金額になる)。

時価45億円の土地を区民農園に利用することに対して、否定的な見方もあったようだ。一等地の不動産であるから、有効活用すれば、それなりの利益を確保することができる。その利益をうまく使えば、もっと意味あることもできる。千葉県や埼玉県など、東京近郊でも遊休農地は少なくない。より多くの渋谷区民が農業を体験する機会をつくることもできれば、また安全で新鮮な食料をつくることもできる。

しかし、そう思うのは、お金中心の発想に囚われているのかもしれない。渋谷区内の一等地に農地があること自体に意義があると考えるべきなのだろう。都会のなかでも、工夫すれば農を成立することもできる。一人ひとりが少しずつでも、農的な空間や暮らしをつくってゆけば、農業に対する理解も深まり、やがては日本の農業を支える世論を形成することになる。多くの人が集まる場所だからこそ、農をプレゼンテーションし、感じてもらえる。

さて先月末に渋谷区の区民農園はオープンし、仕事で近くまで行ったので、見物に行ってきた。敷地のゲートには鍵がかかっている。そのうえ鉄のフェンスやネットに囲まれていて、遠巻きにしか見ることができない。三重のフェンスに囲まれた中に区民農園がある。これでは区民農園の便益を享受できるのは利用者のみである。

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もちろん渋谷は、たくさんの人が集まる場所だから、不届き者がむやみに農園に入って、ろうぜきを働く可能性はある。だから不特定多数の人を排除しようというのは、わからないでもない。しかし公的な財産であるなら、できるだけ多くの人に何らかの便益を提供できるようにすべきでないだろうか。フェンスを設けるとしても、せめて農の楽しさを道行く人に伝えるという工夫は、すべきではないだろうか。厳重なフェンスに囲まれた区民農園は、街をかえって余所余所しくするような気がする。ちょっと、がっかり。

引っ越してきて、葛飾区民になったが、その前は渋谷区に住んでいた。僕は、元・渋谷区民であるけれども、現・渋谷区民の人たちは、この区民農園のことをどう感じているのだろうか。

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エコアベニュー&ロハスストリート

表参道交差点から原宿交差まで、およそ700メートルのケヤキの並木道。最近では「エコアベニュー」と呼ぶそうだ。こんもりとしたケヤキの樹冠は、初夏から夏にかけては深い影を落としてくれる。地元のボランティアの人たちによって、定期的に清掃活動などが行われていて、小奇麗な環境も保たれている。渋谷や新宿などと違って、この辺りには、ナショナルチェーンのファースト店もそう多くない。たしかにエコアベニューと呼べるかもしれない。

表参道交差点から原宿に向かって30メートルほど歩き、南に入ると、今度は「ロハスストリート」という小道となる。オーガニックレストランやハーブを扱う店舗、ボディワークのスタジオなど、老舗系と新興系が先を争うように軒を連ねている。コージェネレーションを導入するグリーンビルディングもある。

エコアベニューとロハスストリート。安直なネーミングと受け取るか、それともシンプルで、本質的な価値を追及する姿勢と受け取るか。

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僕は田舎育ちであるが、本籍地の住所は「新町」で、次に住んだ場所が「幸町」である。いずれも、もともとの町名があったのだが、住宅地として整備するときに、町名が変更された。海辺の漁村が「新町」となり、狐が出る原っぱが「幸町」となった。新しい町名には、これからできる町への期待が込められていたのだと思う。今はどうなったかしらないが、一時期はとても活気のある町だった。新しい町であることや、それなりに幸せな町であることを実感できていたと思う。

エコアベニューやロハスストリートにも、まちづくりへの地元の人たちの思いが込められているのだろう。名前をつけることが、実態をつくってゆくこともある。銀座や富士見町などのように、各地に広がってゆくだろうか。

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海の森、30年かけての森づくり

東京は古くから埋め立てによって、街をつくってきた。江戸時代初期の海岸線は、現在の霞ヶ関の近くにまで迫っていて、銀座や日本橋は海面下にあった。しかし武家屋敷のための用地確保の必要性から、また江戸城防御のために、高台の土を切り崩し、遠浅の海を埋め立ててきた。そして理由は違えども、いまなお東京では埋め立てが行われている。再利用できない廃棄物は埋立処分されているからである。

Dsc05318東京都が進める「海の森」づくり。場所は中央防波堤内側埋め立て地。ごみと残土できた島を森として再生しようという取り組みである。いまは雑草が生えるだけの荒地であるが、今秋から植樹が開始される。1973年から1987年の約15年間で持ち込まれた廃棄物は約1230万トン。対象地は88ヘクタールで、ちょうど東京湾から東京への玄関口に位置している。「海の森公園」として整備することで、都市に向かう風の道をつくるそうだ。

ごみと残土でできた島であるから、植物は育ちにくい。そこで都内の公園や街路樹の剪定枝葉などで堆肥をつくり、また浄水場などで発生した汚泥を処理し、それらを利用してリサイクル型の土づくりも行っているという。

協働によって森をつくるというのも「海の森」の特徴である。例えば小学校などで苗を育てる。そして植樹もボランティアで行い、緑化のための募金も集めている。本人が承諾すれば、募金者の名前は何らかの形で公開されることになっている。愚娘の名前で、ほんの少し募金した。

「海の森」づくりは30年かけての取り組みである。もしかすると30年先には、この世にいないかもしれない。じゅうぶん考えられることである。愚娘であれば、30年後も生きている確率が高い。完成を見届けることも、じゅうぶんに可能であろう。30年後の東京は、どうなっているのだろうか。はたしてヒートアイランド現象は緩和され、夏の気温は下がっているだろうか。

石原東京都知事が環境問題を語るときに、よく引き合いに出す一節。ポーランドの詩人ゲオルグが残した言葉。「たとえ地球が明日滅びるとも、君は今日リンゴの木を植える」。ともあれ、ベストを尽くすことは大切である。

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緑の校庭

東京都では都内の公立小中学校の校庭の芝生化を進めている。10年後までに、すべての公立小中学校の校庭300ヘクタールを芝生にするそうだ。緑を増やすことはヒートアイランド化を緩和することになる。夏場の気温をいくらかでも下げることができれば、省エネにもなり、わずかであっても地球規模での温暖抑止に結びつく。

しかし何と言っても、子供たちが元気に走り回る環境をつくりだすことになる。これまで東京都内で校庭を芝生化した公立小中学校は53校だそうだが、地表面温度の低下したという効果の他に、子供たちが外で遊ぶようになり、怪我も減ったという。欠席する子供も減り、例えば光化学スモッグの症状を訴える子供の数も減ったそうだ。思わぬ副次効果もあったとか。

冬場は、霜から守るために、下校時間になると芝生にシートを掛けて、翌朝シートを外す。雪が降ると、雪はシートの上に積もる。東京での積雪量はそれほど多くないので、土のグラウンドで雪ダルマをつくると、泥の混じった雪ダルマになる。しかしシートの上に積もった雪だと、真っ白のままである。雪合戦を行うにしても、真っ白な雪玉となる。そして頃合を見計らって、除雪をした後にシートを外せば、緑の芝生が現れてくる。やはり快適に遊ぶことができる。

Dsc05369_2専門家の指導を受けながらも、教師などの学校関係者だけでなく、児童や保護者も芝生の管理に参加しているそうだ。

子供たちが裸足で走り回っている姿を見ると、ほほえましくもあり、羨ましい気がする。僕も小さな頃は、裸足でグラウンドを走っていた記憶はある。しかし土のグラウンドだったので、やたら足の裏が痛かった。

家のj近所には校庭が芝生の学校はまだない。しかし何年か先には、青々とした芝生の校庭が現れてくるだろう。

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青山の面白みどり

Dsc05300前に訪れたのは、いつだったか記憶にない。たしか10年近く前のことだと思う。東京、青山の某所オフィスを訪れた。

その土地には、もともとクスノキの大木が立っていた。しかし元の地主さんは、樹木がない方が土地は高く売れると考えた。普通に考えれば、敷地の道路面に大きな樹木はあると、建物は建てにくい。そこでクスノキを伐り、切り株を残したまま土地を売り払った。新しい土地所有者が建設工事のときに、切り株を掘り起こしてくれるだろう。

ところが新しい土地所有者は、オフィスを建てるにあたり、切り株を掘り起こすことはしなかった。萌芽更新によって、切り株から新しい緑が生まれてくると考えた。せっかくの生命を大切にしよう。期待通りに、クスノキは育ってきた。建物が建て込んでいる場所だから、かつてのような大木にまで育つことはないだろう。それでも、かなりの高木になるはずである。

Dsc05298このクスノキのある場所の近くに、最近、面白いフラワーショップがオープンした。メインストリートから入った小さな路地に面した3階建ての建物で、1階部分がすっぽり緑に覆われている。苔で覆われた壁にからは、季節の草花が顔を出している。緑の壁の上部には鳥小屋が架けられてあれば、足元には小さなせせらぎもある。里山が店舗前面に、立体的に凝縮されているようである。

青山といえば、流行の最先端を行く街というイメージがある。ファッションと同じように、このような面白い緑は、青山から全国へと広がってゆくだろうか。

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都心のサイクルスポット

東京の有楽町。師走というだけあって、平日にもあるにもかかわらず、たくさんの人が出ていた。そして有楽町で意外なものを発見した。レンタサイクル店があったのである。有楽町駅前の無印良品の店舗内。考えてみれば、たくさんの人の集まる場所であれば、当然のことながらレンタサイクルへのニーズもあるはず。あまりに当然のことなので、いままで誰も気がつかなかったのかもしれない。さすが無印良品のマーケティング視線はかなり鋭い。

Dsc04888さて、レンタサイクル料金であるが、平日であれば、税込みで1日525円。土・日・祝日だと、税込みで1日1,050円。一般的には、東京の物価はとても高いけれども、無印良品のレンタサイクルは他地域に比べて決して高くない。京都などのメジャーな観光地に比べると安いくらいである。ちなみに地下鉄の1日乗車券(都営・東京メトロ共通一日券)が1000円だから、好天の平日であれば、レンタサイクルの方がずっとお得。土・日・祝日でも、自転車派にとってはリーズナブルな値段だろう。

僕にとっては、有楽町は日常の生活圏である。普段は電車で通り過ぎるだけだが、それでも週に1回程度は有楽町の街に出る。また、かなりのエコマニアなので、有楽町界隈のエコスポット(ごはんミュージアムや銀座グリーンプロジェクトなど)を相当、知っているつもりだった。しかし無印良品のレンタサイクルのことは、ほんの少し前まで知らなかった。灯台元暗しの無知。少し悔しい思いがする。

先週の金曜日に、有明の国際展示場で開かれたエコプロダクツ2007(エコという点では疑問を感じたが?)に出かけた。有楽町から新橋まで一駅分を歩き、新橋から新交通システム「ゆりかもめ」に乗って、片道およそ40分、電車賃が370円(往復740円)。好天だったために、ゆりかもめの中は温室効果で、とても暑かった。有楽町から国際展示場までは約7kmだから、レンタサイクルだと30分ほどでたどり着く。それも往復525円で。知らなかったものは仕方がないが、本音で少し悔しい。エコロジーとエコノミーの両立ができたのに。

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